【中山金杯】オークス以来の実戦となるゴールデンハインドの仕上がり具合は…

昨年のオークス以来の実戦となるゴールデンハインド

昨年のオークス以来の実戦となるゴールデンハインド


中山金杯
ゴールデンハインド
井垣祐太調教助手

——前走のオークスは11着でした。レースを振り返ってください。

井垣助手(以下、井):前に行った4頭とは少し離れた感じで、上手くポケットに収まって実質逃げるような形の競馬は出来ましたが、前に馬がいると気になるのかいつもと比べると行きっぷりがもうひとつだったように思います。

——この中間の過ごし方を教えてください。

井:前走後は放牧に出しました。中間に軽度の骨折をしたので、それが治るまでしっかり休ませました。治ってからは問題なく乗り込めていますし、中山金杯を目標に帰厩後も順調に調整出来ています。

——12/27(水)に行われた1週前追い切りの狙いと動きの評価をお願いします。

井:1週前なのでしっかりやりたいということと感触を掴んでもらおうということで、ジョッキーに乗ってもらって追い切りました。調教では行きたがる面を見せることもありますが、上手く折り合いがついてコントロールも利いていましたし、動きも良くジョッキーも好感触を掴んでくれました。

——休養前と比べて変化を感じるところはありますか。

井:気性面で子供っぽいところがありましたが、今はだいぶ大人っぽくなって落ち着きが出てきました。馬体重はそれほど変わらず出走する感じになりそうですが、調教の動きを見てもパワーアップしてきていると思います。

——中山芝2000適性に関しての見通しは。

井:芙蓉ステークスで2着と好走していますし、ベストに近いコース条件ではないかと思います。現状では1800は少し短いかな、という感じがしますし、東京、中山問わずこのくらいの距離は合うと思います。

——レースに向けて意気込みをお願いします。

井:骨折休養明けで半信半疑の部分もありますが、G2を勝っていて格負けはしていないと思いますし、ここで良い結果を出して春競馬に繋げていきたいです。