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【オーシャンS】栄光の海路に阻むものなし!トウシンマカオが重賞2連勝
2024/3/2(土)
豪快に差し切ったトウシンマカオ
3月2日(土)、2回中山3日目11Rで第19回夕刊フジオーシャンS(G3)(芝1200m)が行なわれ、横山武史騎手騎乗の1番人気・トウシンマカオ(牡5、美浦・高柳瑞厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:08.0(稍重)。
2着には1馬身1/4差で2番人気・ビッグシーザー(牡4、栗東・西園厩舎)、3着にはハナ差で3番人気・バースクライ(牝4、栗東・千田厩舎)が続いて入線した。
勝ったトウシンマカオはユキノマーメイドを母に持つ血統。前走の京阪杯圧勝から約3ヶ月、同じく先行集団から抜け出す横綱競馬で後続を寄せ付けず入線。まさに「人魚」の仔らしく、このオーシャンSを鮮やかに泳ぎ切って見せた。
1着 トウシンマカオ(横山武史騎手)
「過去のレースを見ていてスタートが速かったですし、あとは僕が馬の邪魔をせずにいれば出てくれると思っていて、期待していた通り馬がすごく良い所にいてくれました。流れが速くなるのかなというのと、溜めて良さが生きると思っていたので馬のリズムを尊重しつつ、理想的な競馬ができました。
過去のレースを見ていても素晴らしい馬だと思っていたので、アクシデントで急きょ乗り替わりになりましたが、依頼をしてくれたオーナー、高柳瑞調教師に感謝したいですし、一番は頑張った馬に感謝したいです。素晴らしいはじけっぷりでした。
久しぶりの重賞勝ちです。いつも素晴らしい馬に乗せて頂いていますが、なかなかものにできなくて歯がゆい思いもあって、頂いた依頼をものにできて最低限の仕事ができたと思います。能力はG1でもやれると思いますし、もっと良くなると菅原明騎手と陣営の高柳瑞調教師からも聞いていたので、さらに良くなると思います」
1着 トウシンマカオ(高柳瑞樹調教師)
「今日+12キロで、成長分もあったがゆとりがあった。その中で結果が出せて良かった。馬場入りももう少しテンションが上がる馬だが、大人しくいけた。騎手も馬の力を信じて乗ってくれた。内馬場が荒れてきた中、外枠も良かった。今後は高松宮記念を目指していきます」
2着 ビッグシーザー(坂井瑠星騎手)
「馬の状態は変わらず良かったです。周りが速い分行きっぷりが良くなく、その割には最後まで粘り強く走ってくれました」
3着 バースクライ(岩田望来騎手)
「4コーナーで迷いました。外に行こうとしてから内に切り替えた分、差が出たと思います。ただこの緩い馬場で内の悪いところを走ってくれたし、折り合いがつけば頑張ってくれます。枠次第ですが、真ん中寄り内側が引けたら。成長していますし、今後も期待出来ます」
5着 キミワクイーン(Mデムーロ騎手)
「新馬戦以来の騎乗でしたが、成長していましたし、集中していました。今日の緩い馬場も問題なかったが、ただ最後、休み明けの分で少し甘くなりました。まだ良くなりそうです」
- トウシンマカオ
- (牡5、美浦・高柳瑞厩舎)
- 父:ビッグアーサー
- 母:ユキノマーメイド
- 母父:スペシャルウィーク
- 通算成績:16戦6勝
- 重賞勝利:
- 24年オーシャンS(G3)
- 23年京阪杯(G3)
- 22年京阪杯(G3)
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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