コラム2週目・エルムSはこの2頭で決まり！？レジェンドジョッキーとの思い出

【ローズS】新潟記念でシンリョクカ推奨！今週もズバ抜けた勝負気配の1頭が浮上

提供：アナタの知らない騎手の世界
成瀬琴

皆さんこんにちは、成瀬琴です！暑い日が続きますが、皆さん熱中症など大丈夫でしょうか…？こんな暑い時期は涼しいところで過ごしたくなりますよね。

私の幼少期は、夏と言えば涼しい北海道に滞在するのが定番でした。父の鹿戸雄一がジョッキーとして北海道に滞在していたこともあり、私と母も札幌にウィークリーマンションを借りて滞在していたんです。

当時のことは今でもよく覚えています。シャボン玉をしたり、踊ったり走ったりして遊んだ札幌大通公園、家族で歩いた多くの飲食店が立ち並ぶ狸小路商店街…札幌の街中を歩いているとつい、幼少期を思い出して懐かしくなっちゃいます！

皆さんご存知でしょうか、狸小路商店街には一部では有名？なクマの剥製があるんです。幼い頃の私は狸小路を歩くたびに、その熊さんに挨拶をしていたんだそう(笑)

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クマさん、ご無沙汰しておりました！

去年の夏に久しぶりに札幌に行った際に、狸小路で懐かしのクマの剥製を見つけて思わず一緒に写真を撮っちゃいました！え、見つけた瞬間の気持ちですか？久しぶりに親戚に会ったような気持ちです(笑)

この夏の北海道滞在で何より私が楽しみだったのは日曜日なんです。日曜日は母と競馬場に行って父の競馬を応援して、競馬が終われば父や、父の友人のジョッキーの皆さんたちとご飯に行ったり、カラオケに行ったりするのが本当に楽しくて楽しくて。今でも私が北海道が大好きな理由はこれが大きいと思います。

ふと当時のことを思い出して懐かしくなってしまい実家のアルバムを開くと、ありましたよ、当時の写真が。

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赤ちゃんの私を抱っこしている方がどなたか、皆さんはもうお分かりだと思います。そう、競馬界のスーパースター・武豊騎手です！

もちろん当時のことは覚えていますよ！と言いたいところですが、さすがにこの時は小さすぎて、抱っこされた記憶は残っていません(笑)

ただ改めてこの写真を見て、今となってはなんて贅沢な幼少期を送っていたんだろうと思います。武豊騎手だけでなく、今でも日本競馬を牽引する早々たる皆さんに囲まれている写真が次々に出てきて、ちょっと緊張感が生まれたほどです…


さて、今週の札幌重賞はエルムS。当然私の本命はこれまでの流れから武豊騎手騎乗のドゥラエレーデ…としたいのですが(笑)、それ以上に気になる馬がいるんです！

それがナチュラルハイ！過去10年のエルムSで札幌開催は9回あったのですが、そのうち6回でマリーンS組が勝利しているんですよ。

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ナチュラルハイは今年のマリーンS優勝馬。今までは差す競馬が多かったものの、マリーンSではこれまでより前目のポジションにつけた抜け出す新しい形を見せてくれました。充実期を迎えて前めの競馬でも後ろからの競馬でもこなせるようになった今なら、このメンバー相手でも十分通用すると見ています。

しかもこの馬、札幌ダート1700mは2戦2勝なんですよね。今年のメンバーで札幌ダート1700m勝利経験がある馬はナチュラルハイともう1頭だけ。鞍上の永野猛蔵騎手も北海道シリーズで順調に勝ち星を重ねて勢い十分！人馬揃っての重賞初制覇に期待しています！

もちろん武豊騎手騎乗のドゥラエレーデも注目です！前述した札幌ダート1700mで勝ち星があるもう1頭というのがこの馬。海外遠征帰り初戦ですが、実績は頭一つ抜けた存在と言っていいでしょう。スーパースターの手綱に導かれ、ここは手堅く好走してくれるはずです！


最後に、今回アルバムを開いていて見つけた写真をもう一枚紹介されてください。
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これ、私のお気に入りの一枚なんです。幼少期に父と二人で歌を歌っているところなのですが、当時のことは今でも覚えています。

今でも父とは仲良しで、カラオケに行ったら二人で父の好きな尾崎豊さんの曲をデュエットしたりもするんです。父の歌唱力は置いておいて(笑)、この夏、またどこかで親子水入らずでカラオケなんていうのもいいかもしれませんね！

暑い日が続きますが、皆さん、適宜水分補給をしながら乗り切りましょう。それではまた来週～！

成瀬 琴

成瀬 琴 - Koto Naruse

茨城県出身。JRA鹿戸雄一調教師の長女。馬事文化応援アイドル「桜花のキセキ」の元メンバーで、現在は主にタレントとして活躍。現役ジョッキーや調教師とも仲が良く、横山家と家族ぐるみの付き合いがある。幼なじみの横山武史騎手のほか、C.ルメール騎手とも日頃から連絡取り合う仲。