【紫苑S】堂々刻んだコースレコード!クリスマスパレードが押し切り優勝

コースレコードで勝利したクリスマスパレード

コースレコードで勝利したクリスマスパレード


9月7日(土)、4回中山1日目11Rで第9回紫苑ステークス(G2)(芝2000m)が行なわれ、石川裕紀人騎手騎乗の5番人気・クリスマスパレード(牝3、美浦・加藤士厩舎)がが淀みない流れを終始2番手から追走すると、直線でもしぶとく脚を使い優勝。勝ちタイムは1:56.6(良)。

2着にはクビ差で3番人気・ミアネーロ(牝3、美浦・林厩舎)、3着には1馬身1/4差で1番人気・ボンドガール(牝3、美浦・手塚厩舎)が続いて入線した。

勝ったクリスマスパレードはキタサンブラックの産駒。前走Jpn2関東オークスでは初ダートに挑み9着と敗退していたが、今回は2戦2勝と得意とする中山の芝に戻して仕切り直し。見事な走りで優勝し、後に控えるG1秋華賞への切符をいち早く掴み取った。

また勝ち時計の1分56秒6はコースレコード。今年の皐月賞でジャスティンミラノが打ち立てた1分57秒1をさらに0秒5上回る記録となった。

馬主は株式会社G1レーシング、生産者は安平町のノーザンファーム

  • クリスマスパレード
  • (牝3、美浦・加藤士厩舎)
  • 父:キタサンブラック
  • 母:ミスエリカ
  • 母父:Blame
  • 通算成績:5戦3勝
  • 重賞勝利:
  • 24年紫苑S(G2)

1着 クリスマスパレード(石川裕紀人騎手)
「馬場も良く、今日のレースを見ていても時計が出そうと思っていましたが、このタイムにはびっくりしました。

2番手で走りやすいポジションでした。前走はダートでしたが、それも経験になっていたと思います。返し馬の感じもよく、この勝ちっぷりをみるとやはり芝ですね。気性が幼いところはありますが、厩舎関係者がしっかり工夫してくれています。明るい未来が待っていると思います」

2着 ミアネーロ(津村明秀騎手)
「惜しかったですね。直線を向いて、いい反応も見せてくれました。馬場が速すぎましたね。その中でもここまで来てくれて、力は示してくれました。今日のテンションも許容範囲。結果だけですね。申し訳ないです」

3着 ボンドガール(武豊騎手)
「思ったよりスタートは出ませんでした。こういう気性なのであのポジションからに。道中はレースに動きがなく、動けないポジションになりました。それでも、直線はしっかり脚を使ってくれました」

4着 レイククレセント(佐々木大輔騎手)
「スタートを改善して、楽にポジションが取れました。あとは伸びるだけでしたが、前の着順の馬たちよりも脚色が劣ってしまいました」

5着 フォーザボーイズ(ルメール騎手)
「いい競馬をしてくれました。ただ瞬発力がなく、同じペースになってしまいました」

6着 ホーエリート(戸崎圭太騎手)
「いい感じで走れました。返し馬も良かった。ただ時計が速かったのがきつかったですね」

8着 エラトー(横山和生騎手)
「レコード決着でこの子には速かったですね。頑張ってくれました」

クリスマスパレード
クリスマスパレード
クリスマスパレード
クリスマスパレード
クリスマスパレード
クリスマスパレード

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。