【ニュージーランドT】マイル路線はお任せあれ!イミグラントソングが初重賞制覇!

ゴール前でクビ差交わしたイミグラントソング

ゴール前でクビ差交わしたイミグラントソング


4月12日(土)、3回中山5日目11Rで第43回ニュージーランドT(G2)(芝1600m)が行なわれ、石川裕紀人騎手騎乗の2番人気・イミグラントソング(牡3、美浦・辻厩舎)が中団後方からレースを進め、直線大外から上がり33.1の末脚を駆使し、最後は2着馬をクビ差交わして優勝した。勝ちタイムは1:32.4(良)。

2着にはクビ差で1番人気・アドマイヤズーム(牡3、栗東・友道厩舎)、3着には1馬身1/4差で5番人気・コートアリシアン(牝3、美浦・伊藤大厩舎)が続いて入線した。

勝ったイミグラントソングはここまで全てマイル戦を使い、1勝クラスで2着・3着と好走していた。初の重賞戦でG1馬を抑え、3歳マイル路線に名乗りを上げる結果となった。

馬主は吉田勝己氏、生産者は安平町のノーザンファーム

1着 イミグラントソング(石川裕紀人騎手)
「最後まで馬が頑張ってくれました。前回から継続して乗せてもらったが、当時はスローでヨーイドンという競馬で隊列も厳しかった。人気を裏切ったので、その反省を生かして乗ろうと思っていた。
中山のコースは合うと感じていた。コーナーでも減速せず、いいスピードが維持できるのが強みだと思います。
明らかな成長というのはこれからだと思いますが、現時点で出来が良かった。何よりこの中山マイルで大外枠で押し切ってくれて、力を示してくれましたね」

2着 アドマイヤズーム(友道康夫調教師)
「負けはしましたが、テンションの高い馬なので、前哨戦としてはいい内容、本番につながるいい競馬だった。関東への輸送も経験できたし、馬運車でも落ち着いていた。今日はプラス8キロだったが、栗東から比べるとマイナス2キロくらいでした」

3着 コートアリシアン(菅原明良騎手)
「スタート出てくれたし、折り合いもついて成長を感じた。ただ3〜4コーナー馬場の悪いところを走らされてしまい、こたえてしまった。直線も伸びてくれたんですが、外からもう少し上がれれば勝ち負けになっていましたね」

4着 プリティディーヴァ(モレイラ騎手)
「この馬にとっては悪くないスタートだったが、他と比べるとそこまで速くない。このクラスのペースだと後ろからになってしまったが、レース中はリズム良くスムーズな競馬だった。直線は一番いい脚で、狭いところで内に切り替えてからも脚を使ってくれた。仕上がりもよかったです」

  • イミグラントソング
  • (牡3、美浦・辻厩舎)
  • 父:マクフィ
  • 母:エルノルテ
  • 母父:ディープインパクト
  • 通算成績:5戦2勝
  • 25年ニュージーランドT(G2)

イミグラントソング
イミグラントソング
イミグラントソング

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