【アンタレスS】馬券率100%!「阪神ダ1800m×レース傾向」から浮上した軸馬候補

4つ目の重賞タイトルを狙うハギノアレグリアス

4つ目の重賞タイトルを狙うハギノアレグリアス


古馬のダート重賞、アンタレスステークス(G3、阪神ダ1800m)は過去5年で1番人気馬が[2-1-1-1]複勝率80%の好成績!

また上位人気馬同士の決着が目立ち、人気薄が馬券に絡んだ年もあるものの、最も高くついた馬連が2020年の39.3倍。3連単でも22年の557.7倍と、穴党には少々厳しいレースかもしれません。

しかし、今年は予想する上での注意点として、ダート路線はレースの入れ替わりが多いことが挙げられます。

【主な変更点】
・東海S→プロキオンSに名称が変更(名前を入れ替えたのみで条件は同じ)
・名古屋城S(オープン、中京ダ1800m)の開催時期が3月→8月に変更
→代わって同時期にレグルスS(オープン、阪神ダ1800m)が2025年より施行

このほかにもアンタレスSで猛威を振るっていた前走地方ダート交流重賞組も、レース日程や条件などの変更が続出。ローテだけで好走馬を見極めることは難しいかもしれません。

そこで今回はシンプルに、「過去3年の阪神ダート1800mの種牡馬成績」から、好走が期待できそうな馬を探ってみましょう。

▼阪神ダ1800m種牡馬別成績(過去3年)
1位 シニスターミニスター
[28-17-16-82]複勝率42.7%

2位 キズナ
[21-22-16-99]複勝率37.3%

3位 ドレフォン
[15-14-14-104]複勝率29.3%
(※集計期間22年1/5~先週。参戦の種牡馬に限る)

1番人気が予想されるドレフォン産駒のミッキーファイトを抑えて、阪神ダ1800m種牡馬成績1位はシニスターミニスター。しかも単勝及び複勝回収値はどちらも100%を超えており、同産駒マーブルロックラインオブソウルは馬券に加えておいて損はないでしょう。

ただ、冒頭で紹介したアンタレスSのレース傾向を考慮すると、軸馬候補として2位キズナ産駒の有力馬ハギノアレグリアスが浮上します。御年8歳となりましたが前々走シリウスSでは斤量59.5キロを背負いながらも勝利、前走のチャンピオンズSでも4着と見せ場を作りました。

阪神ダ1800mでは昨年のアンタレスS3着など過去4戦して[1-2-1-0]複勝率100%。今回は勢いのある4歳馬ミッキーファイトに1番人気こそ譲る可能性が高いですが、阪神ダ1800mの種牡馬成績とアンタレスSの傾向から軸馬候補に最適の1頭です!