【セントライト記念】王者、秋の始動。ミュージアムマイルが圧巻の切れ味で貫禄V!

鋭い末脚で差し切り勝ちを決めたミュージアムマイル

鋭い末脚で差し切り勝ちを決めたミュージアムマイル


9月15日(月)、4回中山5日目11Rで第79回朝日セントライト記念(G2)(芝2200m)が行なわれ、戸崎圭太騎手騎乗の1番人気・ミュージアムマイル(牡3、栗東・高柳大厩舎)が道中中団でレースを進め、4コーナー手前から仕掛けて直線に入ると、切れ味鋭い脚色を見せて優勝した。勝ちタイムは2:10.8(良)。

2着には3/4馬身差で8番人気・ヤマニンブークリエ(牡3、栗東・松永幹厩舎)、3着にはクビ差で2番人気・レッドバンデ(牡3、美浦・大竹厩舎)が続いて入線した。

勝ったミュージアムマイルは春のクラシック1冠目の皐月賞で断然人気のクロワデュノールを破り、見事G1タイトルを獲得。

前走の日本ダービーでは着外となったが、ひと夏を超えてこの舞台へ参戦。G1馬の貫禄を示すような見事な走りで重賞2勝目を飾った。

馬主は有限会社サンデーレーシング、生産者は安平町のノーザンファーム

1着 ミュージアムマイル(戸崎圭太騎手)
「皐月賞馬に騎乗する責任を感じていたので勝ててよかったです。外を回しても手応えは十分ありました。周りに影響されずにいたので乗りやすかったですし、どんな展開にも対応できる強さがあります。」

2着 ヤマニンブークリエ(松永幹夫調教師)
「横山典弘騎手が見事に乗ってくれました。騎手曰く、休み明けの分、力んでいたみたいでしたが、最後は馬と馬の間をこじ開けて、よく伸びてくれました。」

3着 レッドバンデ(佐々木大輔騎手)
「レース内容はよかったです。ゲート内では汗をかいていましたが、ギリギリ我慢してくれました。勝ち馬とは決め手が違いましたね。」

4着 ピックデムッシュ(ルメール騎手)
「重賞レベルは初めてでしたからね。スピードが足りなかったです。直線も切れませんでした。もう少し距離が長い方がいいかもしれません。」

5着 サクラファレル(藤岡佑介騎手)
「折り合いは問題なかったですし、見た目より乗りやすかったです。スムーズに走れていました。」

12着 ファイアンクランツ(モレイラ騎手)
「パドック、返し馬とテンションが高かったですし、ゲートで頭を激しくぶつけてしまいました。その影響か、走りのフォームに大きく影響してしまったと思います。」

  • ミュージアムマイル
  • (牡3、栗東・高柳大厩舎)
  • 父:リオンディーズ
  • 母:ミュージアムヒル
  • 母父:ハーツクライ
  • 通算成績:8戦4勝
  • 重賞勝利:
  • 25年セントライト記念(G2)
  • 25年皐月賞(G1)

ミュージアムマイル
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