【スプリンターズS】これぞ競馬の美しさ!ウインカーネリアン・三浦皇成騎手共にG1初制覇!

人馬一体の走りで栄冠を手にしたウインカーネリアン

人馬一体の走りで栄冠を手にしたウインカーネリアン


9月28日(日)、4回中山9日目11Rで第59回スプリンターズS(G1)(芝1200m)が行なわれ、三浦皇成騎手騎乗の11番人気・ウインカーネリアン(牡8、美浦・鹿戸雄厩舎)が好スタートから2番手で追走し、逃げたジューンブレアとの直線での叩き合いをアタマ差制して優勝した。勝ちタイムは1:06.9(良)。

2着にはアタマ差で7番人気・ジューンブレア(牝4、栗東・武英厩舎)、3着には1馬身半差で2番人気・ナムラクレア(牝6、栗東・長谷川厩舎)が続いて入線した。 1番人気に支持されたサトノレーヴ(牡6、美浦・堀厩舎)は4着に敗れた。

勝ったウインカーネリアンは8歳のベテラン馬。昨年の高松宮記念では初のスプリント戦にもかかわらず4着に入り、以降の短距離重賞でも好走するなど、快足ぶりを見せ続けていた。

今年の春に遠征したアルクオーツスプリントでは、念願のG1制覇まであと一歩に迫る激走を見せたが叶わず、秋のこのレースに懸ける思いは強かった。

これが24度目の騎乗となった三浦皇成騎手は、JRAG1・127度目の挑戦で初制覇。人馬共に嬉しい栄誉を手にした。

馬主は株式会社ウイン、生産者は新冠町のコスモヴューファーム

2着 ジューンブレア(武豊騎手)
「馬は良くなっていましたし、狙ったレースができました。このメンバーでがんばってくれていますが、惜しかったです。残念でした。」

3着 ナムラクレア(ルメール騎手)
「スタートを出ていいポジションが取れました。サトノレーヴの後ろでいい感じでした。外へ出していつも通りの脚を使ってくれましたが、前の馬には届きませんでした。それでも、今日は本当のナムラクレアを見せてくれました。」

4着 サトノレーヴ(モレイラ騎手)
「好スタートを切って、中団前寄りのポジションを取れました。道中の手ごたえも良かったです。力を出し切ってくれましたが、前の馬に有利な馬場状態だったのかもしれません。」

5着 ヨシノイースター(内田博幸騎手)
「馬の状態は良かったです。ゲートを出て押していけば位置を取れそうでした。ただ、ラストが甘くなるので、行かせすぎないように進めました。最後は3着争いまでがんばってくれました。」

  • ウインカーネリアン
  • (牡8、美浦・鹿戸雄厩舎)
  • 父:スクリーンヒーロー
  • 母:コスモクリスタル
  • 母父:マイネルラヴ
  • 通算成績:33戦9勝
  • 重賞勝利:
  • 25年スプリンターズS(G1)
  • 23年東京新聞杯(G3)
  • 22年関屋記念(G3)

ウインカーネリアン
ウインカーネリアン
ウインカーネリアン
ウインカーネリアン

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。