調教ビフォーアフター馬
◎アグラシアド
(牝3 栗東・中村厩舎)

今年のラジオNIKKEI賞で1、2位を争うほど、意欲的な調整を施された調教特注馬。

滋賀県の栗東トレーニングセンターから福島競馬場までは車で約10時間。高速道路の関係で混雑する東京都内を通過しなければならず、札幌や函館を除き関西馬にとって最も参戦しづらい競馬場です。

それが環境の変化に敏感な牝馬ならなおさら。実質的な最終追いを1週前に済ませ、レース当週は軽めに流す調整が主流となっています。

BEFORE (前走:スイートピーS3着)
当週 栗東坂路(重)
53.7 38.8 24.5 11.8 強め
AFTER (今回:ラジオNIKKEI賞の中間調整)
当週 栗東坂路(稍)
51.8 37.1 24.2 12.3 馬なり

ところがアグラシアドは馬場差もあるとはいえ、前走スイートピーS3着時との比較で約2秒。今回と同じく栗東からの長距離輸送にも関わらず、4ハロン51秒8を馬なりでマークしました。

今週の栗東坂路は普段より時計が出やすい馬場状態を考慮しても、終始持ったままの手応えで好タイムはデキが良い証拠。“夏は牝馬”の格言どおり、調教の動きから激走が期待できる人気薄の1頭です!

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