
一時は年間0勝というどん底を味わいながらも、今や大手の主戦ジョッキーとして活躍を見せる
不死鳥ジョッキー。諦めることなく復活を果たした男が日々の騎手生活を自らの言葉で紡いでいく。
東京開催もいよいよ終盤戦
2026/6/11(木)
先週は日曜午前で出番が終わりましたが、その後のイベントもなく月曜にかけてゆっくり静養。東京開催も残り2週とあっという間ですね。夏の福島が待ち遠しいところですが、ひとつでも勝って締めくくれるように力を振り絞ります。

この土曜は東京で2鞍に騎乗します。6R(2歳新馬)のスノーキャップはレースで乗る世代最初の2歳馬。入厩時から追い切りを重ねる毎に少しずつ良くなってきましたが、使いながら色々と覚えていきそうなタイプ。現時点でどこまで頑張ってくれるかですね。7Rのキタノドンカルロは前走後から順調にきています。同じコース、もう相手関係ひとつという段階なので、スムーズな競馬を心がけて初勝利を掴んであげたい。
日曜も東京で4鞍に騎乗します。3Rのリーデレクオーレは調教にずっと跨っており、追い切りも順調にこなしてきました。小柄ながらもガッツがある馬。気持ちを乗せすぎないように上手く調整できています。今の雰囲気なら目途を立てられるはず。
6Rのカイトヴィントの前走は中間の雰囲気が良くなっていた中での5着。フロックではありません。3歳馬との斤量差が気になるところも、改めて期待しています。8Rのミリオンクラウンの前走は途中からキックバックを嫌がっているように見えました。今回は自己条件でパシュファイヤー着用。こちらは斤量面の恩恵もあるので巻き返したい。
先にも書きましたが、週明けは総じてのんびりさせてもらいました。福島、新潟デビューに向けて2歳馬の調教を頼まれる機会も増えて、いよいよこのシーズンだなという感じ。同時に3歳未勝利はもう後がないので、何とか勝ち上がれるように最善を尽くします。
プロフィール

柴田 大知 - Daichi Shibata
1977年6月18日生まれ、栃木県出身。
1996年に騎手デビュー。デビュー2年目までは年間20勝以上をマークする若手有望株として注目を浴びたが、年々勝ち星が減少。遂に2006〜2008年は未勝利に終わった。しかし、騎乗数を徐々に取り戻すと、2011年には中山グランドJで涙のG1制覇。「マイネル軍団」の主戦ジョッキーとしてのポジションも確固たるものとした。2013年にはマイネルホウオウでNHKマイルCを制し、平地・障害ダブルG1制覇を達成した。




