ロスを克服 ステラスターライトが着差以上の快勝劇…新潟新馬

9月27日(土)、3回新潟5日目5Rで2歳新馬(芝1600m)が行なわれ、戸崎圭太騎手騎乗の1番人気・ステラスターライト(牝2、美浦・堀厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:37.2(良)。

2着には1馬身1/4差で2番人気・ブルックデイル(牝2、美浦・尾関厩舎)、3着には3/4馬身差で10番人気・ゼイロングトゥビー(牝2、美浦・浅野厩舎)が続いて入線した。

幾分バラつきのあるスタートからジワっとハナに立ったのがダイワズットラブ。他馬は深追いすることなく、牽制しあうようにジックリと追走。人気のステラスターライト、ブルックデイルは中団に構える。馬群に大きな乱れもなく、直線へ向くと、荒れた内を避けるように、大半は馬場の中目から外へ進路を選択する。
残り2F時点で横一線の追い比べから抜け出たのは、内からゼイロングトゥビー、ラインチャーミー。外からもブルックデイルらが応酬。
しかし、一旦は大外に進路をとってゴチャつく不利もあり、そこからインへ切り替えしてきたステラスターライトが、満を持しての抜け出し。他馬に寄るシーンもみられたが、大きなロスを覆して人気に応えた。

勝ったステラスターライトは母が米重賞ウィナーのノーブルステラで、半姉は今年の京都牝馬Sで3着だったノーブルジュエリー。全兄のノーブルプラネットも堀厩舎に所属し、戸崎騎手の手で勝ち星を挙げている。
馬主は株式会社G1レーシング、生産者は千歳市の社台ファーム。馬名の意味由来は「星影のステラ。ジャズの名曲ステラバイスターライトより」。

1着 ステラスターライト(戸崎騎手)
「直線は進路がなく、苦しいかたち。でも、自ら行く気を出し、狭いところを割ってくれた。抜け出して遊んでいたくらい。最後まで手応えは楽でしたよ。折り合いが付きますし、距離延長も大丈夫。将来が楽しみです」

2着 ブルックデイル(蛯名騎手)
「勝ち馬を見ながら競馬ができ、スムーズだったけどね。こちらも伸びているが、相手が一枚上だった」

4着 ヒットザフロアー(田辺騎手)
「まだ華奢ですし、トモに弱さがありますが、センスがいいですよ。いずれ走ってきます」

5着 ヤマニンシャンデル(大野騎手)
「まだ周囲を気にしていました。でも、芝向きのいいフットワークをしていますよ」

6着 アイナ(柴田大騎手)
「スタートを出なかったですし、口向きの悪さを見せました。それでも、最後はいい脚。素質は高いですよ」

7着 ラインチャーミー(勝浦騎手)
「初戦としては上々の内容だった。変わってくるはず」

8着 スノーグース(三浦騎手)
「まだ体力が付き切っていない状況。これから良くなる」

9着 ダイワズットラブ(柴田善騎手)
「気がいいタイプ。小脚が使えるし、もっと短いところがいい」

2歳新馬の結果・払戻金はコチラ⇒

ステラスターライト
(牝2、美浦・堀厩舎)
父:ディープインパクト
母:ノーブルステラ
母父:Monsun

ノーブルステラ

ノーブルステラ

ノーブルステラ


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