【府中牝馬S】安田記念5着ケイアイエレガント「一戦一戦が勝負」

15日、土曜東京11レース・府中牝馬S(G2)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、安田記念5着のケイアイエレガント(牝6、美浦・尾形充厩舎)は、助手を背に坂路コースで追われ、4F53.2-38.2-24.9-12.6秒をマークした。

【尾形充弘調教師のコメント】
「変則日程なので日曜日にしっかりやりましたが、そのときの動きはかなり良かったと厩舎スタッフも話していました。春はよく頑張ってくれましたね。特にヴィクトリアマイルは勝ったかと思いました。路線は違いますけど、あのときの勝ち馬がG1をもうひとつ勝ちましたし、こちらも恥ずかしい競馬は出来ないと思っています。

引退まで限られた数しか使えませんし、叩き台というのではなく一戦一戦が勝負だと思っています。若干体が立派になって帰厩しましたし、中間は体を絞るのに苦労しましたが、順調に乗り込んできています。体は少し増えての出走になると思いますが、臨戦態勢は整いました。ズブさが出てきた反面、終いはしっかりしてきました。この秋は、牡馬との対戦となるマイルチャンピオンシップではなく、牝馬同士で戦えるエリザベス女王杯を大目標と考えています。

仕掛けて出していっても、ムキにならないで走れるところがこの馬の良いところです。ジョッキーも乗りやすいと思いますよ。府中の1800ですから、ある程度の枠はほしいですね。スムーズに流れに乗れればと思います」

ケイアイエレガント

▲エリザベス女王杯を大目標に掲げるケイアイエレガント(写真は14日撮影)