25年ぶり出走のG1馬・サトノアレスが断然人気に応えて貫禄勝ち…巴賞

7月2日(日)、1回函館6日目11Rで巴賞(芝1800m)が行なわれ、C.ルメール騎手騎乗の1番人気・サトノアレス(牡3、美浦・藤沢和厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:46.5(良)。

2着にはクビ差で2番人気・アングライフェン(牡5、栗東・安田隆厩舎)、3着には3/4馬身差で8番人気・ナリタハリケーン(牡8、栗東・中尾秀厩舎)が続いて入線した。

昨年の2歳王者が力の違いを見せつけた。デンコウリキとダンツプリウスが引っ張る流れの中、サトノアレスは楽に好位を追走。3コーナーを過ぎて外から進出すると、直線では鞍上の手が動くことなく先頭に立った。外から追い込んできたアングライフェンを余裕十分で封じ、先頭でゴールに飛び込んだ。

勝ったサトノアレスは、2016年8月の札幌でデビュー。3戦目での初勝利から500万下も連勝して朝日杯FSに参戦、大外一気に差し切って2歳王者に輝いた。クラシック候補として期待されたが、年明け初戦のスプリングSは4着。皐月賞もメンバー最速の上がりを繰り出したが11着に敗れた。ダービーには向かわず、54キロで出走できる別定戦できっちり勝利。巴賞のG1馬の出走は25年ぶりだった。

馬主は里見治氏、生産者は千歳市の社台ファーム。馬名の意味由来は「冠名+ギリシャ神話の戦の神」。

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  • サトノアレス
  • (牡3、美浦・藤沢和厩舎)
  • 父:ディープインパクト
  • 母:サトノアマゾネス
  • 母父:Danehill
  • 通算成績:8戦4勝
  • 重賞勝利:
  • 16年朝日杯FS(G1)


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