無傷の3連勝を狙うダノンプレミアムは1枠1番

12月17日(日)、5回阪神6日目11Rに行われる、第69回朝日杯フューチュリティS(G1)(2歳牡・牝 国際 指定 馬齢 芝1600ｍ)の枠順が確定した。

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阪神に舞台を移して4度目となる2歳ナンバーワンマイラー決定戦。新馬、サウジアラビアRCを連勝、メンバー唯一の負け知らずダノンプレミアム(牡2、栗東・中内田厩舎)は最内枠の1枠1番に入った。2戦ともサッと好位に取り付く抜群のセンスで、前走は余力を残してのレコード勝ち。完成度の高さで3連勝を狙う。

2枠3番タワーオブロンドン(牡2、美浦・藤沢和厩舎)はメンバー唯一の3勝馬。デビュー戦は逃げて快勝。その後は差す競馬に転じて、前走の京王杯2歳Sでは上がり33.2秒の末脚を繰り出して重賞Vを飾った。こちらも抜群のレースセンスを誇る。

サウジアラビアRC2着のステルヴィオ(牡2、美浦・木村厩舎)は5枠10番。前走は苦しい位置取りを強いられながら直線では抜けたメンバー最速の上がりを繰り出して2着。スムーズに運んで決め手比べに持ち込めば面白い。

他の重賞ウイナー達も黙ってはいない。1枠2番フロンティア(牡2、栗東・中内田厩舎)は新潟2歳Sの覇者で、中内田厩舎の2頭はともに白い帽子。デイリー杯2歳Sで4着に敗れ連勝はストップしてしまったが、立ち回りの巧さは僚馬ダノンプレミアムにもヒケを取らない。京王杯2歳S2着の6枠11番カシアス(牡2、栗東・清水久厩舎)は函館2歳S、京王杯2歳S3着の3枠6番アサクサゲンキ(牡2、栗東・音無厩舎)は小倉2歳Sの覇者。ともに1200mで実績を積み上げてきたが、前走の走りならマイルも克服可能だろう。

非凡な瞬発力を持つダノンスマッシュ(牡2、栗東・安田隆厩舎)は6枠12番、クローバー賞でタワーオブロンドンを破っているダブルシャープ(牡2、栗東・渡辺厩舎)は7枠14番からスタート。馬券は16日(土)より全国の競馬場・ウインズにて発売が行われる。発走時刻は15時40分。枠順は以下のとおり。

※枠－馬番 馬名 斤量
(性齢、所属・調教師、騎手)の順に表記

1－1 ダノンプレミアム 55
(牡2、栗東・中内田、川田)

1－2 フロンティア 55
(牡2、栗東・中内田、岩田)

2－3 タワーオブロンドン 55
(牡2、美浦・藤沢和、C.ルメール)

2－4 ライトオンキュー 55
(牡2、栗東・昆、四位)

3－5 ケイアイノーテック 55
(牡2、栗東・平田、幸)

3－6 アサクサゲンキ 55
(牡2、栗東・音無、武豊)

4－7 ヒシコスマー 55
(牡2、栗東・清水久、松山)

4－8 ファストアプローチ 55
(牡2、美浦・藤沢和、V.シュミノー)

5－9 ムスコローソ 55
(牡2、美浦・手塚、池添)

5－10 ステルヴィオ 55
(牡2、美浦・木村、C.デムーロ)

6－11 カシアス 55
(牡2、栗東・清水久、浜中)

6－12 ダノンスマッシュ 55
(牡2、栗東・安田隆、福永)

7－13 アイアンクロー 55
(牡2、栗東・斉藤崇、酒井学)

7－14 ダブルシャープ 55
(牡2、栗東・渡辺、和田竜)

8－15 ケイティクレバー 55
(牡2、栗東・目野、小林徹)

8－16 イシマツ 55
(牡2、栗東・森、加藤祥)

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。