【日経賞】鉄板候補と穴馬候補が同時に出現!?高確率で好走する「黄金データ」に当てはまる2頭

軸馬候補となりそうなタイトルホルダー

軸馬候補となりそうなタイトルホルダー


日経賞(G2、中山芝2500m)には、誰でもカンタンに狙い馬を絞り込める「好走馬のポイント」があります。

本当にシンプルです!「前走クラス」に注目してください!

▼前走G1組が強い日経賞(過去10年)
前走G1[3-5-3-13]
勝率12.5% 連対率33.3% 複勝率45.8%

前走G2[5-4-6-43]
勝率8.6% 連対率15.5% 複勝率25.9%

前走G3[1-0-1-24]
勝率3.8% 連対率3.8% 複勝率7.7%

前走オープン以下[1-1-0-21]
勝率4.3% 連対率8.6% 複勝率8.6%

ご覧のように、前走のグレードが高ければ高いほど、安定した成績を残していることが分かります。

日経賞は天皇賞(春)の前哨戦です。そのため、前年の菊花賞やジャパンC、有馬記念と言った中長距離のG1に出走した有力馬が、ココから始動します。

レースレベルは比較的高くなりやすく、前走でG3レース以下を走っていた馬にとっては、一気に相手が強くなります。よって、既に強い相手と戦ってきている「前走G1組」のほうが信頼できるといえるでしょう。

さらに詳しく調べると、前走G1組の「着順別成績」で大きく傾向が分かれていました。

▼前走G1組着順別成績(過去10年)
1~5着 [3-3-2-4]複勝率66.7%
6~16着[0-2-1-9]複勝率25.0%

「前走G1組」で「5着以内」だった馬に限定すると[3-3-2-4]勝率25%、連対率50%、複勝率66.7%まで上昇!

上位を独占した2016年を筆頭に、ほぼ毎年馬券に絡んでいます。該当馬が2頭のみだった昨年も2着カレンブーケドール、3着ワールドプレミアが揃って好走しました。

今年の出走馬で「前走G1組」だったのは、意外にもウインキートスタイトルホルダーの2頭のみ。

その中でも「前走有馬記念」で「5着」だったタイトルホルダーは、鉄板級の軸馬候補といえるでしょう!

しかし、前走で掲示板を外していた馬たちも、複勝率25%と決して悪い成績ではありません。

馬券に絡んだ3頭は2014年に10番人気で2着に激走したホッコーブレーヴ(前走ジャパンC12着)を始め、いずれも「前走G1で2ケタ着順」に敗れていました。

17年3着 アドマイヤデウス(6人気)
→前走有馬記念11着(9人気)

15年2着 ウインバリアシオン(5人気)
→前走有馬記念12着(10人気)

14年2着 ホッコーブレーヴ(10人気)
→前走ジャパンC12着(16人気)

ウインキートスは前走の有馬記念で11着。過去に穴を空けた馬たちと同じローテーションで挑むだけに、前走大敗でも侮れない1頭といえそうです!