【皐月賞】雷のような末脚!ソールオリエンスが大外一気で無敗の皐月賞馬に輝く!

大外一気で皐月賞を制したソールオリエンス

大外一気で皐月賞を制したソールオリエンス


4月16日(日)、3回中山8日目11Rで第83回皐月賞(G1)(芝2000m)が行なわれ、横山武史騎手騎乗の2番人気・ソールオリエンス(牡3、美浦・手塚厩舎)が道中後方を追走し、4コーナーも大外を回ると、直線鋭く伸びて前をまとめて差し切り優勝した。勝ちタイムは2:00.6(重)。

2着には1馬身1/4差で5番人気・タスティエーラ(牡3、美浦・堀厩舎)、3着には1馬身3/4差で1番人気・ファントムシーフ(牡3、栗東・西村厩舎)が続いて入線した。

勝ったソールオリエンスの半兄は今週引退が発表された、ドバイターフ2着があるヴァンドギャルドという血統。新馬戦、京成杯と連勝し迎えた今回、見事無敗で皐月賞馬の座を射止めた。無敗の皐月賞馬は20頭目。横山武史騎手は皐月賞2勝目。

馬主は有限会社社台レースホース、生産者は千歳市の社台ファーム

  • ソールオリエンス
  • (牡3、美浦・手塚厩舎)
  • 父:キタサンブラック
  • 母:スキア
  • 母父:Motivator
  • 通算成績:3戦3勝
  • 重賞勝利:
  • 23年皐月賞(G1)
  • 23年京成杯(G3)

1着 ソールオリエンス 横山武史騎手
「去年は良い馬に乗せていただいてGIで結果を残せなかったので、良い結果を出すことができて良かったです。(1枠1番について)試練だなと思いましたが、その中でどういった競馬ができるかと思っていました。

特殊な馬場で外を走りたかったのですが行き脚がつかず、切り替えてこの馬のリズムで行きました。状態は言うことないぐらい良かったので自信をもっていました。

この馬は本当に走る馬ですね。(ダービーについて)2年前に悪夢のような負け方で勝ちを逃しているので、平常心でこの馬の力が発揮できるよう頑張ります」

1着 ソールオリエンス 手塚調教師
「想像以上にすごい馬です。今日もデビュー、2戦目と変わらずこれから競馬に行くという感じが見受けられませんでした。レース慣れしていないかと思っていましたが、レースでは違いましたね。1枠1番ということで難しい枠順でしたが、横山武史騎手がうまく乗ってくれました。

4コーナーでは手応えよく上がっていく感じだったのである程度は伸びるだろうと思いましたが、前とはかなり離れていたのでどうかなと思っていました。ゴール直前まで届くか分かりませんでしたが、声が出るぐらい応援しました。この子を信じて良かったです。

(ダービーに向けて)上積みしかないですし、東京競馬場に変わる条件もプラスなので、しっかり仕上げたいです。(五大クラシック完全制覇まで残すはダービーのみ)あまり意識していませんでしたが、あと1つなので厩舎一丸となってがんばります」

2着 タスティエーラ 松山騎手
「スタートが良く、リズムよく行けました。3コーナー過ぎでのめるところがありましたが、(馬場の)良いところを通ってからは伸びてくれて、あと少しというところまで来てくれました。悔しいですね。この馬はよく頑張ってくれましたし、まだまだ先があります」

8着 ウインオーディン 三浦騎手
「リズム重視で乗りました。この馬場は決して得意ではないのですが、それでも間を割ってよく頑張ってくれました」

ソールオリエンス
ソールオリエンス
ソールオリエンス

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