【フローラS】距離延びて真価発揮!ゴールデンハインドが飛躍の春へ

フラワー4着から参戦するゴールデンハインド

フラワー4着から参戦するゴールデンハインド


■フローラS
ゴールデンハインド(牝3、美浦・武市厩舎)
井垣祐太調教助手

——前走はフラワーカップに出走して4着でした。レースを振り返ってください。

井垣助手(以下、井):前走は不良馬場でしたが、むしろプラスではないかと思っていました。少しノメるところはありましたが、不良馬場を苦にすることなく走ってくれました。勝ち馬は後ろから行って最後も馬場が綺麗なところを走っていましたが、ゴールデンハインドは馬場が悪いところを通りながらも自分の競馬をしていましたし、力を出せたかと思います。

——フローラステークス出走の意図を教えてください。

井:距離が延びて良いタイプだと思いますし、オークスへ出したいということでトライアルに向かいます。

——デビューからここまでのレース振りを見て、この馬の特徴や今後ここが良くなれば更に楽しみだというポイントは。

井:長い脚を使えるところと最後の勝負根性があるところが特徴ですね。いつも早めに手応えが怪しい感じになりますが、それでも最後までしっかり走りますし、後ろから来られるともうひと伸びして頑張ってくれます。課題としては、カイ食いが少し細くて食べたものが実になりにくいところですね。成長が遅めなのかもしれませんし、これから成長して食べたものが実になればもう一段上の走りが出来るようになると思います。

——4/12(水)の1週前追い切りの狙いと動きの評価をお願いします。

井:1週前なのである程度の時計を出そうと考えていて、その狙い通りの追い切りが出来ました。騎乗した菅原明騎手も「良い動きでした」と話していました。競馬でも菅原明騎手に乗ってもらうので、特にクセがある馬ではありませんが最終追い切りにも乗ってもらって感触を確かめてもらう予定です。

——最後に意気込みをお願いします。

井:先ほども言いましたが、距離が延びて良いと思うのでオークスに出走させてあげたいですね。1勝馬なので、何とかここで権利を取りたいです。