【高松宮記念】元ジョッキーが"世界レベル"と断言する逸材が短距離王者へ!

前走の香港スプリントは3着だったサトノレーヴ

前走の香港スプリントは3着だったサトノレーヴ


人気落ちの瞬間を狙え!

人気落ちの瞬間を狙え!元JRA騎手で解説者も務めた谷中公一さんが、高松宮記念(G1、中京芝1200m)で「前走不完全燃焼で負けた馬」を中心に狙い馬をチョイス。今回も巻き返しが期待できる馬を紹介します!

【連軸候補リベンジャー】 サトノレーヴ(前走香港スプリント3着)

週中の雨の影響で、金曜夜の段階で中京芝は重馬場発表。高松宮記念までにどれだけ回復するか読みにくいけど、パンパンの良馬場にはならなそうだね。

今回の連軸候補リベンジャーは、海外帰り初戦を迎えるサトノレーヴを指名する。初G1挑戦だった昨年のスプリンターズSが物足りない内容で「G1では足りないのかな?」と心配したけど、前走で短距離王国香港のトップクラスと互角の走りを見せて改めて能力の高さを示した。

前走に続いてモレイラ騎手が乗るのも心強いね。追い切りで感触を確かめているし、G1制覇に向けて準備万端。世界レベルの手綱捌きを見られるのも楽しみだよ。

【穴候補リベンジャー】 トウシンマカオ(前走香港スプリント9着)

穴候補も前走香港組からトウシンマカオを抜擢する。前走は9着に終わったが、本来のこの馬らしいパフォーマンスが見られず度外視していい内容。この中間の追い切りを見ても、迫力満点の動きでデキもピークを迎えたといっていいでしょう。

過去2年の高松宮記念では馬場に泣かされてきた印象で、今年も馬場状態は気になるところ。あまり馬場が渋らないようなら、俄然面白い存在になると思うよ。

(元JRA騎手)