騎手時代に約20万人が来場した90年ダービーをアイネスフウジンで逃げ切った中野栄治元調教師が、
独自の視点で重賞の好調教馬を導き出します!
【フローラS】春の東京開幕!レジェンドの調教診断に抜かりなし!
2026/4/25(土)
| 当週 美浦ウッド(良) | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 82.4 | 66.5 | 52.3 | 37.4 | 11.3 | 馬なり | |
今週はG1谷間の週だけれど、いよいよ関東では東京競馬の開幕だね!やはり"東京のG1を勝ちたい"というオーナーさんは多いんだ。
中でもオーナーさんにとって最大の栄誉は日本ダービーを勝つこと。"ダービー馬のオーナーになることは、一国の宰相になるより難しい"という有名な言葉があるくらいだ。チャーチルの言葉らしいけれど、本当はそんなことは言っていないらしいね(笑)
ダービーの舞台は東京競馬場。例えば皐月賞や菊花賞を勝つより箔が付くと思っている。牝馬にしても同様。桜花賞や秋華賞より、やはりオークスのほうが箔が付くと思うんだ。
僕も近々東京競馬場に出向くと思う。その時何か面白い話があったらここで紹介しようかな。
そういえば来週は東京競馬場の近くにある大國魂神社で"くらやみ祭"が開催されるよね。来週はちょっとした昔話をしようかな。お楽しみに!
話を本題に移して、今週のフローラS、ナンバーワンはラフターラインズだ。
今週はレーン騎手を背にウッドコースで追い切ったけれど、バランスの良い走りで終いもシッカリしていたね。
やはりここまで牡馬相手に善戦してきたことは伊達ではないかなという印象だ。ここで何とかオークスの権利を獲りたい立場だし、仕上げに抜かりなしといったところ。
ファムクラジューズは東京の2000mで連勝したことが大きなアドバンテージになりそう。1週前はちょっと左にモタれる面があったけれど、横山武史騎手が跨った今週は相手に合わせる感じで余裕綽々。イイ動きだったな。
エンネは本追い切りが先週の土曜日で長めから好時計が出ていたね。終いの反応も素晴らしかった。まだキャリア1戦だが、経験馬相手に好時計で勝ったデビュー戦は将来性を感じるもの。ここでもヒケはとらないと思うよ。
最後にスタニングレディ。2週連続の併せ馬で、ともに弾むような感じでゴムまりのような走り。全く硬さがなく柔らかみのある素軽い動きだった。近走成績を抜きにして面白い存在かもしれないね。
テーオーパスワード
狙いたいのは東京10Rのテーオーパスワード。ウェイワードアクトが出走取消になって一気に混戦ムードなんだけれど、テーオーパスワードはもしウェイワードが取消してなくても買いたかった。もまれない外枠はいいんじゃないかな。
プロフィール

【中野 栄治】Eiji Nakano
1953年大分県生まれ、東京都出身。父は大井の元調教師という家庭で育ち、1971年に騎手デビュー。数多くの活躍馬に騎乗し、約20万人が詰めかけた1990年日本ダービーをアイネスフウジンで逃げ切り伝説を作る。1995年には調教師に転身。短距離G1を2勝したトロットスターなどを育て、日本競馬にその名を残した名ホースマン。




