
一時は年間0勝というどん底を味わいながらも、今や大手の主戦ジョッキーとして活躍を見せる
不死鳥ジョッキー。諦めることなく復活を果たした男が日々の騎手生活を自らの言葉で紡いでいく。
力が入る福島遠征
2026/4/23(木)
あっという間に中山開催が終わりました。勝ち星こそ僅かでも全体的に悪くない内容だったと思います。今週はそこから繋がった騎乗馬もいるので、最終日の福島に気合を入れて遠征します。

開幕週の土曜は東京で4鞍に騎乗します。1Rのロットはレースで初めて騎乗しますが、この馬のお母さんであるオクリモノで勝たせてもらったのが懐かしい。縁を感じるのでしっかり研究して臨みます。
2Rのコパノミラノは6戦目で初の東京コース。距離も1400mに詰めてみるのでいいほうに向いてほしい。10Rのスプランドゥールはクラスも上がって1400mのペースのほうが競馬しやすそう。前走はついて行くのが大変でした。それでも終い自分の競馬はできているので、流れさえ向いてくれれば着順を上げられます。
日曜は福島で4鞍に騎乗します。1Rのペイシャクロスは初出走馬ですが調教は動けています。気が良くて力もありそうで、金曜のゲート練習に乗せていただきます。そこで掴んだ感触をレースに活かしたい。
10Rのカスバートテソーロは調教に何度か乗せていただいたことがあります。前走勝って調子を上げているようなので、先入観を持たずに改めて研究してから臨みます。11Rのモズナナスターは冒頭にも書いた今週の目玉。先週、中山グランドジャンプでいらしていた矢作先生にご挨拶できて、またチャンスをいただけました。日曜は東京での騎乗と両睨みでしたが、この馬に乗るための福島遠征です。まさに最終日の馬場もマッチしそうな脚質で、今度は惜しいではなく決めたいです。

今週は休日月曜に栃木県市貝町の芝ざくら公園に行ってきました。例年ならネモフィラが綺麗なひたち海浜公園に足を運ぶ時期ですが、今年は気分を変えて芝桜観賞。天気も良くていい気晴らしになりました。近くに日帰り温泉もあって癒される場所ですよ。
プロフィール

柴田 大知 - Daichi Shibata
1977年6月18日生まれ、栃木県出身。
1996年に騎手デビュー。デビュー2年目までは年間20勝以上をマークする若手有望株として注目を浴びたが、年々勝ち星が減少。遂に2006〜2008年は未勝利に終わった。しかし、騎乗数を徐々に取り戻すと、2011年には中山グランドJで涙のG1制覇。「マイネル軍団」の主戦ジョッキーとしてのポジションも確固たるものとした。2013年にはマイネルホウオウでNHKマイルCを制し、平地・障害ダブルG1制覇を達成した。





