トピックスTopics
【帝王賞】ドバイ帰りもホッコータルマエが貫禄のG1・9勝目!
2015/6/24(水)
6月24日(水)に大井競馬場で行われた交流重賞・第38回 帝王賞(Jpn1)(4歳上 定量 指定 1着賞金:6000万円 ダート2000m)は、幸英明騎手騎乗の1番人気・ホッコータルマエ(牡6、栗東・西浦厩舎)が優勝。勝ちタイムは2.02.7(良)。2着は3/4馬身差で4番人気・クリソライト(牡5、栗東・音無厩舎)、3着は2馬身半差でハッピースプリント(牡4、大井・森下淳厩舎)が続いて入線している。
最内からホッコータルマエが好スタートを決めたが、クリノスターオー、ニホンピロアワーズ、クリソライトが主張。結果、ホッコータルマエは4番手付近を追走する形に。向こう正面ではハナを切ったクリノスターオーに、クリソライトが掛かり気味に2番手で運ぶと、3角過ぎにはクリノスターオーが徐々に後退。先頭集団も凝縮し始める。
クリソライトが4角を先頭で回ると、ホッコータルマエも徐々にスパート。先頭集団では後方を待機していたハッピースプリントも追い込み。直線ではクリソライトも粘りを見せるが、ホッコータルマエもしぶとく脚を伸ばし、押し切り。日本では敵なしと言わんばかりに勝ち星を伸ばした。
なお、ハイペースを粘り込んだ2着のクリソライトも負けて強しの内容をみせたが、2番人気のクリノスターオーは6着に沈んでいる。
勝ったホッコータルマエはこれでエスポワールシチー、ヴァーミリアンに並ぶG1・9勝目のタイ記録を達成。前走のドバイWCでは並み居る海外の強豪相手に、果敢に逃げる競馬で挑んだが5着に敗退。帰国初戦となった今回だが、地力をみせつけた。これで大井コースは5戦4勝で古馬になってからは土付かず。今年は大井競馬場でJBCクラシックも行われるだけに、下半期は記録更新に注目が集まりそうだ。
馬主は矢部道晃氏、生産者は浦河の市川ファーム。馬名の意味由来は「冠名+樽前山より」。
ホッコータルマエ
(牡6、栗東・西浦厩舎)
父:キングカメハメハ
母:マダムチェロキー
母父:Cherokee Run
通算成績:31戦16勝
G1勝利:
13・15年帝王賞(Jpn1)
14~15年川崎記念(Jpn1)
13~14年東京大賞典(G1)
14年チャンピオンズC(G1)
13年JBCクラシック(Jpn1)
13年かしわ記念(Jpn1)
TCKイメージキャラクターの剛力彩芽さんと幸英明騎手
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
関連記事
- すべて
- 攻略レポート
- レース
- トピックス
- インタビュー
- 2024/12/22(日) 【有馬記念】輝いた復活の末脚!戸崎騎手&3歳牝馬レガレイラが優勝!
- 2024/12/22(日) 【ホープフルS】出走馬格付けバトル!圧倒的な総合1位に輝いた来年の主役候補とは
- 2024/12/21(土) 【阪神カップ】ビッグタイトルへ好発進!ナムラクレアが重賞5勝目を挙げる
- 2024/12/21(土) 【中山大障害】返り咲いた大輪!ニシノデイジーが2年ぶり2度目V
- 2024/12/22(日) 【有馬記念】元ジョッキーの注目は伏兵!G1未勝利でも能力はヒケを取らない!?
- 2024/12/21(土) 【有馬記念】逃げ候補は横山典弘ダノンデサイル!「絶好ポジション」から抜け出す逆転候補
- 2024/12/21(土) 【有馬記念】3年前は伏兵ズバリ!「世相」を表すグランプリで超ド級の爆穴馬が浮上
- 2024/12/20(金) 明日は中山大障害!!【高田潤コラム】