【大阪杯】2強対決「エフフォーリアvsジャックドール」どちらが本当に買えるのか?

2強の一角となるジャックドール

2強の一角となるジャックドール


皆さん、大阪杯(G1、阪神芝2000m)の本命馬は決まりましたか?

「今年はエフフォーリアとジャックドールの2頭で固そうだけど、どっちを軸にしていいか分からない……」と迷われている方も多いでしょう。

ご安心ください。大阪杯の前哨戦、金鯱賞では「馬券率100%」データに該当するのはどの馬か!?の記事で取り上げた、“令和のサイレンススズカ”ことジャックドールが中京芝2000mのコースレコードで圧勝!

同馬は金鯱賞の注目ポイントで紹介した「1番人気」の「4歳馬」で、過去5年で4度も馬券に絡んでいる「逃げ」脚質でした。

大阪杯もG1に昇格した2017年から「4歳馬」が他の世代を圧倒する好成績を残しています。

▼年齢別成績(過去5年)
4歳[2-2-4-15]複勝率34.8%
5歳[3-2-1-21]複勝率22.2%
6歳[0-1-0-10]複勝率9.1%
7~[0-0-0- 8]複勝率0%

また馬券に絡んだ4歳馬の8頭中5頭が「前走1着馬」で、昨年は唯一の該当馬だった4番人気レイパパレがコントレイル、グランアレグリアの“2強”を撃破する大金星を挙げました。

しかし、今年2強を形成するエフフォーリアとジャックドールは「4歳」の「前走1着馬」。どちらが軸馬候補として信頼できるかは、金鯱賞と同じく「脚質」で判断する必要があります。

▼「4歳」「前走1着」「前走4コーナー1~4番手」の好走馬(過去5年)
[2-1-1-2]複勝率66.7%

●21年
1着 レイパパレ(4人気)
→前走4コーナー1番手

●20年
2着 クロノジェネシス(4人気)
→前走4コーナー3番手

3着 ダノンキングリー(1人気)
→前走4コーナー3番手

●18年
1着 スワーヴリチャード(1人気)
→前走4コーナー2番手

連対率は驚異の100%!昨年に続いて今年も登場した堅軸候補の記事で紹介した、中山芝2500mの日経賞を逃げ切ったタイトルホルダーと同じく、直線の短い内回りコースを使用する阪神芝2000mは先行有利の舞台です。

好走するには前に行ける脚や、高い自在性が求められます。2018年1着スワーヴリチャードは前哨戦の金鯱賞を4コーナー2番手の横綱相撲で快勝。一転して大阪杯では道中15番手から勝負所で先頭に立つ豪快な競馬で押し切りました。

今年、上記で紹介した条件を全て満たす4歳馬は、金鯱賞をコースレコードで逃げ切ったジャックドールのみ。人気を二分するであろうエフフォーリアは、前走の有馬記念では4コーナー5番手と明暗が分かれました。

ジャックドールは約1年前に今回と同じ阪神芝2000mの未勝利戦を、4コーナー先頭の積極策で後続に9馬身の差をつける大楽勝。コース適性は証明済で過去の傾向から軸馬候補に打ってつけといえそうです!