【ニュージーランドT】開花宣言高らかに!エコロブルームが重賞初制覇

力強く伸びて押し切ったエコロブルーム

力強く伸びて押し切ったエコロブルーム


4月6日(土)、3回中山5日目11Rで第42回ニュージーランドT(G2)(芝1600m)が行なわれ、横山武史騎手騎乗の3番人気・エコロブルーム(牡3、美浦・加藤征厩舎)が直線内目から前で粘る2頭を射程に捉えると、最後はゴール前3頭が並ぶ叩き合いを制して優勝。勝ちタイムは1:34.4(稍重)。

2着には3/4馬身差で1番人気・ボンドガール(牝3、美浦・手塚厩舎)、3着にはアタマ差で9番人気・ユキノロイヤル(牡3、美浦・小野次厩舎)が続いて入線した。

勝ったエコロブルームは半兄に21年きさらぎ賞を勝ったラーゴムのいる血統。前走シンザン記念2着を含め、デビューからすべてマイル戦で3着内と安定した成績を収めていたが、4戦目のここでようやく嬉しい重賞初勝利。翌日の桜花賞に先駆け、関東の地で一足早く開花した才能を見せてくれた。

馬主は原村正紀氏、生産者は安平町のノーザンファーム

  • エコロブルーム
  • (牡3、美浦・加藤征厩舎)
  • 父:ダイワメジャー
  • 母:シュガーショック
  • 母父:Candy Ride
  • 24年ニュージーランドT(G2)
  • 通算成績:4戦2勝

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。

1着 エコロブルーム(横山武史騎手)
「加藤先生とはポジションはどこでも良いので、あくまでもリズム良くと話をしていました。先手が取れて、少し内を狙いかけて引っ張るところもあったのですが、そこから再加速してくれました。馬の力に助けられましたね。調教でも柔らかみのある良い背中だなと感じていましたし、まだ成長途上なんですが、重い馬場でもへっちゃらでした」

2着 ボンドガール(武豊騎手)
「ゲート内でガタガタしていましたが、なんとか出てくれました。こういう馬場は得意ではないのですが、こなしてくれたし、力のある馬ですね」

3着 ユキノロイヤル(石橋脩騎手)
「乗るごとに成長してます。こういう馬場ですし、スタート良くて、何もしなくても行けるならこういう形(逃げ)も考えていました。以前は出していくとタメが利きませんでしたが、我慢出来るようになっていました。成長を感じました」

4着 カズミクラーシュ(菅原明良騎手)
「とても乗りやすい、操縦性のある馬です。道中常に良い手応えで、取りたいポジションも取れましたし、反応も言うことはありませんでした。いい内容でした」

5着 ドリーミングアップ(吉田豊騎手)
「前のレースは外差しだったので、先生とも外に出そうと話していました。しかし案外内側が悪くなくて、最後は場所を探し探しでした。結果的には内でじっとして、インを突いて行けば良かったです」

6着 クリーンエア(松岡正海騎手)
「展開もペースも上手く行きましたが、直線ミスをしてしまい、手綱を離してしまって上手く乗れませんでした」

16着 キャプテンシー(Mデムーロ騎手)
「ダメでしたね。もう少し走るイメージでしたが。馬場ですかね」


エコロブルーム
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エコロブルーム
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※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。